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日本の未来を担う若者をどう育てるか?

皆さんこんにちは。

先日、特定非営利活動法人クロスフィールズ 代表理事 小沼 大地さんとお会いしました。20代でNPOを立ち上げた彼のお話の中に何度も出てきた言葉が「原体験」。つまり、その後の職業人生を左右するような価値観を発見する体験のことです。

 

私の場合は、父親が入院した事をきっかけにサラリーマンをやりながら家業を手伝い、当時のお客様を新しい顧問先に移管する1年ほどの体験が、後の独立創業に結びついた原体験であるように思います。

 

さて、混迷の日本(世界)経済の中で、若い人たちが、どのようにチカラを身につけ、価値観を形成していくべきか、どんな原体験が必要なのかを改めて考えてみました。

私は日本のトップ10%に含まれる優秀な学生は、卒業後すぐに経営者もしくは経営幹部を経験すると良いのではないかと思います。

 

大企業では、最終的にトップになる人材は入社直後の上司に鍛えられる場合が多いようです。

要は、成長には本人の能力に加え、その人の成長可能性を最大限に引き出す環境に身を置いているかどうか、が関連するのだと思います。

 

トップになるべき人材の成長可能性を最大限に引き出す環境とは「誰も守ってくれない」つまり「リスクをとる」環境ではないでしょうか。
実際の経済的なリスクやリターンは低くてよいのです。
3年程このような経験を積むことでこれからの時代を担う本物のリーダーが育つことでしょう。

 

実際に実現すると、企業はトップ10%の人材は採用できないことになってしまいます。しかし、3年間経営を経験した彼らは企業に入社した人材と比較すると、その能力に雲泥の差ができているはずです。
(最も企業が彼らを使いこなすのは相当大変でしょうが)

 

大企業の「誰かに守られる」「給与は毎月振り込まれる」世界に甘んじていては、幹部になるには30年かかってしまいます。

 

優秀な人材が、30年たたなければ幹部になれない組織に初めから入ってしまうことは、国全体で見たら物凄くもったいないことに思えて仕方ないのです。

2011.09.01 樋口弘和

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